福島和可菜(元陸上自衛官・女性芸能人最速マラソンランナー)とはvol.2「新しいことにチャレンジしていきたい」

女性芸能人最速マラソンランナーの福島和可菜氏は、記録更新のため日々厳しいトレーニングに励んでいる。今回は、彼女が大好きな食事やお酒、マラソン記録、2020年東京などについて熱く語っていただいた。

 

<vol.1は、こちらから。>

 

 

――多彩な特技
福島:人生1回なので「楽しまないと!」と思って色々やっています。特技は、マラソン、釣り&魚料理、登山、トレイルランニング、蕎麦打ち、歌ものまね、穴掘り、ほふく前進、ダイビングなど多岐に渡りますね。中でも、「ほふく前進」は特技です。自衛隊時代に訓練で行っていたので、いつでもできる準備をしています(笑)。全身運動なので、30mやるだけでもめちゃ息が切れます。走るよりきついかもしれません。

 

 

――食事とお酒
マラソンを中心とする生活にしてから、体重は10kgも減りました。食事の量は増えたかもしれません。今はどれだけ食べても太らないので、食事制限はしていません。食べたいものを食べ、週6、7回ビールを中心にお酒を飲んでいます。これがモチベーションとなり、走ることが食べたり飲んだりする楽しみにも繋がっています。非常に良いサイクルが出来上がっていると思います。

好きな食べ物は、肉です。ラム肉が1番大好きでジンギスカンをよく食べますね。ラム肉は高タンパク、低カロリーで最高だと思います。味そのものも大好きで、ラムとビールがあったら最高です。

 

――痩せるためのヒント
福島:食べる量と走る量を考えるのが大切だと思います。必要以上にカロリーを摂れば、太ってしまうので、沢山食べたいのであれば、カロリー消費するために運動をする必要があります。

食べ物を制限するのは、特に女性の場合は難しいと思うので、ただ走るのではなくて、痩せるための動きを取り入れていくと良いと思います。例えば1時間走る場合に、ゆっくり同じペースを保つのではなくて、スピードを速くしてみたり、階段を登ってみたりして変化を取り入れていくと良いと思います。今まで使っていなかった筋肉に刺激が入り、代謝が良くなって体重も減るはずですから。

痩せたいと思うのは素晴らしいと思いますが、それだけだと続かない可能性があるので、例えば大会に出るなどして具体的な目標を作るのが良いと思います。マラソンで4時間以内で走ると決めたら、それに向かっていきます。それだけでもかなり変わると思いますね。また、体重計に乗って自分の体重を把握するだけでも意識が変わるはずです。

お菓子は食べます。スイーツではなくて、スナック菓子、チーズやサラミが多いですね。間食や夜食もするし、食べた分頑張るようにしています。

 

――走る前は何も食べない
福島:私は特殊だと思います。前日夜に炭水化物を多めに食べるので、マラソンの日は一口も食べないで走ります。毎日好きなものを食べて飲んでいるので、いつでも走れる体となっています。走った後は、たんぱく質などをすぐに摂るようにしていますね。

水分補給は、基本的に15km位までなら飲まないですね。夏や暑い日ですとエネルギーを消費しやすいので、飲むようにしています。マラソン時に水を摂ると1回あたり10秒程のタイムロスとなるので、なるべく飲まないようにしています。飲む場合は流れに任せて無理をせず、後の方で給水しますね。自衛隊時代に厳しい訓練をしてきたので、体が慣れているんでしょうね。

自衛隊の訓練では、1ヶ月間山に篭って演習をするのが1番きつかったですね。食事は炊事車がいたり、缶詰を常に持っていたので問題なかったですが、お風呂に毎日入れなかったり、トイレがなかったのは大変でしたね。

 

 

――女性芸能人最速記録を達成して
福島:まずは3時間という壁を超えたかったんですよね。そのためにどうすればいいのかと考え、頑張りました。2016年のシカゴマラソンでは3時間切りを果たし、2時間59分5秒でゴールすることができました。

昨年の東京マラソンでは2時間57分51秒を記録し、今の目標は2時間55分を切ることです。ここからがシビアですが、さらに上にいけるようにしたいですね。

 

――2020年東京に向けて
福島:新しいことにチャレンジしていきたいです。先日、トライアスロン大会に初めて出場しました。色々なスポーツをやりつつ、健康を保っていきたいですね。

2020年東京オリンピックでは、埼玉で開催される競技のスペシャルサポーターとして関わらせていただいています。スポーツを自分でやり、観て応援するのも大好きです。

スポーツ選手にお話を伺ったりするなど、色んな部分で関わっていけたらと思います。

 

 

 

<福島和可菜プロフィール>
1982年、函館市生まれ。 高校在学中には、走幅跳と三段跳を中心に陸上部で活躍。

卒業後は2001年から2005年まで陸上自衛隊に勤務、その後上京しタレントへ。

その経歴と運動神経からアウトドアスポーツでは、釣り・登 山・トレイルランニング・マラソンなどを得意とする。

「東京マラソン2017」では2時間57分51秒で完走。自身の持つ女性芸能人最速記録を更新した。 「第3回 さいたま国際マラソン2017」では一般女子の部で第3位入賞も果たす。

トレイルでは「信越五岳トレイルランニングレース2017」で妹の舞のペーサーとして走り見事に姉妹で優勝。そして個人でも 「第1回奥三河パワートレイル63km」で女子総合優勝など多くの大会で上位入賞をする実力をもつ。

テレビではBS釣りビジョン、ラジオではFM NACK5・FMヨコハマ・FM FUJI・FMいるかでもレギュラー番組を持つ。

ミズノアンバサダー、はこだて観光大使、⻘梅市御岳健康大使、SAITAMA PRIDEスペシャルPRサポーターも務める。

発売中のミニアルバム「ただいま」に収録されているマラソン をテーマに書き上げた「NICE RUN」もランナーの方々から好評を得ている。

 

アメブロ
http://ameblo.jp/fukushima-wakana/

Facebook
https://www.facebook.com/fukushima.wakana

Instagram
https://www.instagram.com/fukushimawakana

Twitter
https://mobile.twitter.com/fukushimawakana

 

 

 

【著者・写真】
佐久間秀実

  • Alpen Group 公式オンラインストア
  • Alpen Group お近くの店舗を探す
  • SPORTS DEPO
  • SPORTS ALPEN